人的資源のリサーチ

 

メンタルヘルス対策とは

従業員を常時50名以上抱える事業体には「メンタルヘルス対策」が義務化されており、50名未満の事業体は当面の間は努力義務としています。(厚生労働省・平成26年度より)

これを受けて各企業が実施される「メンタルヘルス対策」は以下の青字の部分であることが一般的であり、従業員の「心の健康づくり」のみを目的としたものとなっています。
私共がご提供する「人財育成プログラム」は、この「メンタルヘルス対策」に加え、組織力強化を目的とした要素(赤字の部分)も取り入れた経営戦略的なものとしています。
「メンタルヘルス対策」にとどまらず、経営指標としての人的資源(ヒューマン・リソース)の実態をリサーチした上で、人財育成上の課題の掘り起こしと、その抜本的な課題解決につながるご提案をして参ります。

 


経営戦略的メンタルヘルス対策

 1. ストレスチェック + パーソナルチェック
 2. メンタルヘルス講習
   ◆回答者全員を対象とした講習会(セルフケア)
   ◆上長のみを対象とした講習会(ラインケア)
 3. メンタル不調者には必要に応じて個別カウンセリング

 4. 社員のマインドを可視化(リポート提出)
 5. 組織全体の課題提起と改善策提案(リポート提出)
 6. チームビルディングに繋がる各種の社内研修

 

 

経営戦略的メンタルヘルスチェック&ケア

厚生労働省から公開されているメンタルヘルスチェックをベースに、弊社独自の機能拡充をしました。
単にメンタルヘルス対策だけに終わることなく、人財育成や組織力の強化につなげることを目的とするものです。人財育成・組織力強化の目的で、社員の「マインド」をリサーチして可視化、それをもって人的資源の経営指標とします。

 

 

STEP1:【メンタルヘルス チェック&ケア】
社員一人ひとりがチェックシート(EXCEL版)に回答し、個別に返される診断票(所属部署平均・社内平均・全国平均との相対比較)をもとに自身のストレス状況を認識します。これを機にメンタルヘルス上の早期セルフケアへの意識付けをすることができます。また、その調査データを部署単位に検証することで、メンタルヘルスケアをライン(部門長を含めた組織)で行うための基礎資料とします。

 

STEP2:【人財育成と組織力強化】チェックシートでは、ストレスチェックと合わせてパーソナルチェック(行動特性・対人特性・職業意識など)を同時に回答いただきます。得られたパーソナルデータとストレスチェックとの相関を見ることで、ストレスが何に起因しているのかを究明する手掛かりともなります。

 

▶ストレスという形で浮き彫りになる各部署内の不具合は、業務と個人適性のミスマッチによるものなのか、業務や組織構造上のものに起因することなのかなども見えてきます。

▶これは部署ごとのストレス状況を経営指標のひとつとして数値把握することにもなり、業務改善計画、人事計画、人材育成計画などへと活用できます。