経営戦略的メンタルヘルス

 

課題3)人的資源である社員一人ひとりの心の状態を掴むことができるか

人財育成がうまく進まない一番の原因は、社員一人ひとりの心の状態(コンディション)を企業経営者や上長が掴んでいないことにあります。
これをリサーチしてビジュアル化するためのメソッドが「経営戦略的メンタルヘルス」です。


社員個々の仕事力
 テクニカルスキル × ヒューマンスキル

一般的な研修ではテクニカルスキルの向上を目的としたものが多く、ヒューマンスキルの向上は軽視される傾向にあります。

ヒューマンスキルとはビジネスマインドでもあり、社員一人ひとりのマインドは様々な要因により現在の状況にあります。

社員は日々の業務において、多かれ少なかれ何らかのストレスを少なからず抱えているものです。

しかし、この蓄積されてゆくストレスは、テクニカルスキルの向上にもブレーキをかけてしまいます。

「身体」を対象とした健康診断はどの企業でも定期的に実施をされますが、「心」を対象とした健康診断は二の次となる傾向が強いため、スキルやマインドの醸成を阻害する要因にもなってしまいます。

 

組織的機能不全の原因究明

ストレスの要因として上げられるのは、1.上長との人間関係、2.過剰な業務量、3.業務を遂行できるスキルの欠如、4.業務内容と本人適性のミスマッチ、5.働く意識や価値観等が職務に適合しない などがあります。よって、これらを明らかにした上でその対策を講じなければ、組織内に内在するストレス要因を取り除くことは出来ません。

しかし、一般的なストレスチェックだけではその要因リサーチには限界があります。

そこで、弊社は「メンタルヘルス講習」の際に、「ストレスチェック」に加えて「パーソナルチェック」なるものを実施し、先のストレス要因を明確にした上で、その改善提案をします。

「メンタルの低下は生産性の低下に直結する」 これは紛れもないことでしょう。

「我が社の社員は十分なスキルがあるはずなのに、なぜもっと成果を上げられないのか」

このようなお悩みの解決には、社員のメンタルに問題があるのではないか、と疑ってみる必要があります。

結論としては、生産性の高いチームビルディングのためには、社員の「マインド」の実態を把握しなければ始まらないということです。

マインドUPを目的とした企業向けの研修は様々ありますが、実効性のあるものは少ないと思います。

それは、社員の「マインド」の実態を的確に把握しないまま、抽象的で一般論的な研修で終わってしまうからなのです。

そこで、弊社がご提案するのは、多くの企業が既に実施している「メンタルヘルス対策」を踏襲しつつ、人的資源の実態リサーチという機能を拡充、それをもって実効性のある研修へと展開するものです。