コーチング
課題2) 我が社は人財育成に十分取り組んでいるはずだが、なぜ成果が出ないのか
人財育成を加速させるために是非とも導入していただきたい手法は「コーチング」です。
コーチ型リーダーを一人でも多く育成すること、これこそが「人財育成」への近道だと言えます。
コーチングとはどのような行為なのか?
コーチングとは、クライアントが掲げる目標の達成に向けてコーチが行う一連の支援行為のことです。
「目標達成のための最適解はクライアントが持っている」
・コーチの役割はクライアントが強制的にではなく、あくまでも主体的にその最適解に辿り着くための支援をすること
・コーチが持っている最適解をクライアントに示すことはコーチングではなく、それはティーチングという行為
・ティーチングからはコーチが持っている答え以上のものを生み出すことはできない
・クライアントの中に隠れている最適解、それは双方向のアサーティブな対話、コーチングにより引き出される
では、このコーチングテクニックを学びさえすれば、誰しも成果を出せるコーチになれるのでしょうか?
答えは「NO!」です。
コーチングの知見をビジネスに取り入れ、それによる成果を得たいのであれば、ブラッシュアップ(自己改革)していただきたいことが3つ(右図)あります。
ポイントは、この重なり方であり、テクニカルスキルであるコーチングテクニックとは、その下位層の2つのヒューマンスキルがベースとなっているという点にあります。
つまり、一番上のコーチングテクニックをいくら学んで実践したとしても、それより下位層にあるスキルが不十分なままであればコーチングの成果は期待できないということなのです。
従いまして「人財育成プログラム」では、コーチング技術を確実に修得いただきたく、下位層から順番に3ステップで学んでいただくことになります。